THE!記

σ(`ε´) オレ様隊長の気まぐれ日記、的なもの

伊豆半島を右往左往 〜怒涛の最終回〜

13時過ぎ、 湯ヶ島(からちょっと外れた)温泉、湯の国会館で一休みした我々は腹が減ったけど、優柔不断なものでまたしても運を天に任せサイコロを振る。 ?・・・宇久須の三共食堂 が出ました。 じゃあ、いきまひょか〜[emoji:e-125][emoji:e-282][emoji:e-282][emoji:e-282] 宇久須へのルートは、国道136号線に入り土肥に抜け、そこから南下して向かうのも良いけど、ちと遠回り。 土肥に抜ける手前、県道411号線で土肥峠から仁科峠までの稜線上のワインディングを楽しんで、ついでに牧場の家でソフトクリームも食べて行っちゃいましょうという何とも贅沢なルートをセレクト(^^)v 早速国道136号線に入り、気持ち良く走っているとHIGE氏が我々の計画を根底からくつがえす恐るべきことを口にするではありませんか! 「え〜っと、宇久須の三共食堂ですが、なんとランチタイムは13時で終了です」  「えーっ!?マジですか? なんでそんなにやる気ないの〜」 「そんなことは俺に言われても分かりませんよ」  「いやはや、すでに出発時点で終わってたって訳ね」 「そうみたいですね〜」  「ま、とりあえず宇久須に行ってそこでどこか適当なところに入りましょう」 「そうしましょう」 と目指す三共食堂のお昼の部はすでに出発した時点で終了していたというなんともおまぬけな事態。しかも、依然としてそこに向かっているという愚かさ(笑) そんなこんなで国道136号線から稜線上のワインディング県道411号線に入りとりあえずは牧場の家を目指します。 「もしかして、牧場の家にソフトクリームだけじゃなくて、和牛ステーキとかあるんじゃねぇ?」  「いやぁ〜、乳牛の牧場でそれは無いんじゃないスカ?」 「う〜む。そうかなぁ〜」 などと、のんきな会話をしていたのもつかの間、 またしても霧が我々の行く手を白いベールで覆い始めました。 これは凄い。 13時過ぎなのに朝の大室山なみの霧が完全に視界を奪いみるみるペースダウン。時速30キロがやっとこさの状況に。 HIEG氏のハイテクモバイル端末もこの霧が電波障害を起こさせているのか、圏外のまま。 道路の看板も見えない状況で、牧場の家を探すもまったく分からず、気が付けば道は下り坂に。。。 行きすぎたと思い、一度、決死の覚悟でユーターンして戻ってみるもそれらしきところはなし。 仕方ないので再び宇久須に向けて進行開始。 ユーターンポイント過ぎて程なくした所に分かれ道。 右に行くと宇久須。そして牧場の家の看板。 だが、しかし! なんとその右に行くルートは、通行止め! ガビーーーーン! まっすぐしか行けないのですか? やむを得ず、直進のルートを 気が付けば、午前中に走った県道59号線じゃありませんか!? うううう〜〜〜 59号線に入った途端、また、右に左にのグネグネワインディング。 ひたすら山の中なので方向感覚も無くなり、ただひたすらになすがままに走るしかありません。 伊豆の県道59号線。鬼です。 ここでわれわれは、この県道を「鬼の県道59号線」と命名しました。 行けども行けどもひたすらのワインディング。 幸いにもしばらく走ると、今回は時折空が開けるようになり、太陽の位置で何となく自分の進んでいる方角が分かるようになって少し心に余裕が生まれました。 が、マジで長いっす(><) 車体重量1トンを切る軽量コンパクトな蒼い彗星号で良かったです。 高速ツアラーのブラックパール2世号だったらきっとその車体の重さから泣きが入るところでした。 急な山道を下ると一変して仁科川沿いを走る快適な道に様変わりしてホッと一安心。それにしても「伊豆」という言葉からはまったくイメージできないとてつもない山奥に来てしまった感じです。 鬼の県道59号線の行きつく先は、大浜 久しぶりの海岸に我々二人は「海だ〜〜!」 超感動です。 IMGP3446r 大浜の海岸を思わず車を停めてしばらく眺めてました IMGP3448r 「大分下って来ましたね〜」 「とりあえず、昼飯はちょいと先のお蕎麦屋さんに変更で行ってみましょう」 と車を走らせること10分少々 ありました! IMGP3450r が、なんと火曜定休 ガビーーーン 「どうしましょうか?」 「とりあえず、さっきあった食堂に行ってみましょうか?」 「・・・」 「じゃあ、いっそのこと下田方面の伊勢海老ラーメンの青木さざえ店にしますか」 「・・・(モバイルで検索)18時までやってるようですね」 じゃあ行きますか。 σ(`ε´) オレ様「え〜っとルートは、県道15号線(地図では緑色の主要地方道)でいいっすか?」 HIGE氏「う〜む。こっち県道121号線(地図では黄色の一般道路)の方が時間的にはカナリ速いっす。」 お「え〜?マジですか」 ヒ「マジです」 お「分かりました。きっとまた山道ですよ。あまり気乗りしないけどとりあえずそっちにします」 ヒ「いや、どっちでも山道には変わりないと思いますんで」 お「まあね〜。はぁ、ここ伊豆だよね。なんでこんな山道ばっかなの? σ(`ε´) オレ様の伊豆イメージは、青い海、白い砂浜を見ながらの爽やかドライブなんだけど?」 とかなんとか言いながら黄色の県道121号線に突入。 案の定、しばらく行くとまたしてもグネグネの山道。 「(´;ェ;`)ウゥ・・・、伊豆でしょ〜ここ。こんな山道ばっかり拷問ですよ」 ひたすらにハンドルを右に左に回しながら山道を上って下るとまたしても一気に視界が開けたのどかな山に囲まれた田舎道に変身。 「いやぁ、のどかでいいっすね〜。山に囲まれて海なんかちぃ〜っとも見えなくてまるで伊豆って感じしないけど。。。」 「ですね」 とりあえず、思ったよりも優しい山道だったのでほっとしました。 そんなのどかな田舎道をしばらく走り、再び国道136号線は下田の先に出てきました。 そして、15時52分昼飯時を大きく過ぎてしまいましたが、青木さざえ店のある弓ヶ浜に到着。 IMGP3451r いままでの山道はなんだったの? ここはもう、これぞ伊豆ってな感じの素晴らしいビーチですよ。パラダイスです♪ IMGP3471r IMGP3459r IMGP3461r そりゃあ拷問のような山道ばっかりでしたから、写真を撮りまくりましたよ♪ IMGP3481r ひとしきり写真を撮りまくって、いよいよ遅くなりましたがお昼ご飯です。 IMGP3485r 注文したものが出て来るまでにもどんどん日が暮れていきます。 店内からビーチを眺める。 IMGP3491r HIGE氏が頼んだのが金目鯛の煮つけ定食、σ(`ε´) オレ様は伊勢海老のクリームソース焼き定食 まあ、お値段は観光地価格で少々お高かったですが、二人ともむさぼりつくように無言で喰いまくりましたよ。 ベリー旨かったです♪ お土産もゲットして大喜びのHIGE氏 「さて、もうサイコロはいいですよね。」 「もう、いいでしょう。」 普段は、HIGE氏のお仕事の関係で帰る時は、時間との戦いになるのですが、今日はHIGE氏のお仕事もお休み。 17時を過ぎたこの時間にもまだのんびり下田よりも更に先の弓ヶ浜にいる贅沢。 「時間に制約されないってのはイイですねぇ〜」 「気持ちがゆったりっすよね」 「今日は、もんのすごい遊んだ感じっすね」 「いや、ホント、朝からあっち行ったりこっち行ったりね〜(笑)」 まあ、のんびり帰りましょっかね。 と、国道136号線を北上。 途中、下田で恒例の地酒探し。 σ(`ε´) オレ様は、日本酒ダメなのでもっぱらHIGE氏が買うのですが、σ(`ε´) オレ様はその様子を見て楽しんでます♪ 無事に御当地(というか、この酒屋限定)の日本酒をゲットして再び北上。 しかーーし! 対向車のヘッドライトが眩しいことったりゃありゃしない(><) σ(`ε´) オレ様、目がもうチカチカしちゃって超ストレス。 もう我慢の限界です。 ちょっと、また山道いかせてもらいますよ〜 と、再び大室山のところを曲がり、今度は伊豆スカイラインに 対向車もなく、ほっと一安心。 というか、全っ然、クルマ走ってません 街灯もないので、スピード感覚もなくなり気が付けば凄いスピードで走ってます。危ない危ない。 でも、ギラギラの対向車のヘッドライトにやられるよりは遥かに快適です。 σ(`ε´) オレ様専用道路と化してる伊豆スカイラインを蒼い彗星号がまさしく彗星のごとく闇夜を切り裂いて走り抜ける様は爽快です! 途中のパーキングで沼津の夜景をバックに記念撮影[emoji:e-94] 伊豆スカイラインから箱根に抜けて、御殿場インターから東名高速に乗ってオートクルーズで楽ちんドライブ IMGP3510r 22:14 18時間ぶりにスタート地点のHIGE氏宅前に帰還 超充実の一日でした♪ あ、あと100mで444.4kmだったんだ。 伊豆半島を右往左往、走りまくったルートはコチラ 楽しかった〜♪ PS:次の日はなぜか足が筋肉痛でした(^^;    そしてもちろん会社も居るだけ君