THE!記

σ(`ε´) オレ様隊長の気まぐれ日記、的なもの

富士山2013

世界文化遺産に登録されて、 「いつ行くの?」 「今でしょ!」 みたいなノリで先週の土曜日から日曜日に掛けて富士山に登って来ました♪ ==== 例年7月の第一週は梅雨明け前の夏休み前ということもあって、それほど人は多くないらしいけど、案の定、というか、もはや吉田口にいたっては例年のピーク並の混みようでした。 例によって須走口からスタート その前に、腹ごしらえ(笑) 山小屋「東富士山荘」にて、きのこスパゲティー 水道の節約のためか、もれなくお皿ふき取り用のパンが付いてきます。 かなりのボリュームでお腹いっぱいいっぱいになりました。 17時半前くらいに五合目に到着して、かれこれ一時間半以上だらだらして、19時過ぎにようやっと重い腹を抱えて出発(^^; (食い過ぎで眠いっす) 腹いっぱいで、過激な運動をするとピーピー星人がやって来そうなので必要以上にスローペースで進撃。 同行のへっぽこ氏は、気合い十分でガシガシ先に進みたいようで地団駄踏みながら待っているのもお構いなしに牛歩戦術を展開。 とにもかくにも、ちんたらダラダラ、なんともキアイのかけらもないノロノロ歩行ながらも着実に進み、 30分以上前に出発した若者軍団や、ほぼ同じ時間に出発して先行していった山ガールグループが途中で座り込んでいる横を相変わらずのスローペースで通過。 合目ごとにある山小屋のところで標高や天候に応じた装備支度を整える約10分程度の休憩以外はほとんど休むことなく、ひたすらダラダラ歩き続けていました。 そんなこんなで、本7合目 若干、寝不足と高度で頭が痛くなりかけてきたものの、深呼吸と血中の酸素飽和量を上昇させるツボ「合谷」を押しまくって高山病の発症を阻止しつつ歩をすすめる。 今回は出だしからの牛歩戦術が功を奏してか、疲労も少なく非常に順調に登り、午前1時半、ほぼ想定通りのタイムスケジュールで八合目に到着。 ここから2時間弱で山頂というところまでやって来ました。 だが、しかし、ここで富士山のメジャールート吉田口と合流。 いやあ、凄いっすよ。やっぱり。 ちょうど御来光ツアーとぶつかる時間帯だったので、8合目吉田口ルート側はまさにお祭り騒ぎ。 やや強めの風と霧もなんのその。ガイドに先導されて皆さん次から次へとガシガシ登って行きます。 σ(`ε´) オレ様は、この凄まじい行列にすっかり戦意喪失。天候も御来光は望めないだろうと踏んで、プラン変更。 ちょうど団体様が山頂での日の出に望みを託して出発するところを入れ替わりに山小屋にチェックイン。 朝4時に起きていたので眠くて仕方ないので、2時過ぎから3時間ほど仮眠をとりました。 で、朝。 やはりあいにくの天気 雲で太陽も景色も望めず。 でも、寝付けなかったものの風のない建物の中で3時間目をつぶってゆっくりして、朝ごはんも食べて気合い十分! 5時半過ぎ、ご来光ツアーラッシュも過ぎ去り、比較的穏やかな登山道を山頂に向けて出発。 9合目以降は名物の富士山渋滞にハマりながらもそれなりに順調に登頂。 午前7時3分、五合目を出発してから延11時間46分で無事富士山頂上に到着\(^^)/ やりましたーーー! 達成感はひとしおです。 しかし、頂上は雲の中。湿度100%、ミストサウナ状態のうえ、台風並みの風がビュービュー吹きぬける有様。 気温は多分5℃前後、こんな風をまともに浴び続けていたらあっという間にガクガクブルブル体力消耗です。 記念写真を撮ってトイレ寄って、下山装備を整えてさっさと退散。 多分、滞在時間は20分程度だったかと思われます(^^; 雲は山頂だけだったようで、少し下ると、風は弱まったとはいえビシビシとカッパのフードを砂が直撃してきますが、視界は開けてきました。 見上げると八合目が、休憩させてもらった江戸屋さんが見えました。 下山道は一気に高度を下げてきます。 案内看板を見ているへっぽこ氏がなんだか登山家チックに見えたので雄大な景色をバックにロングでパシャリ。 そして遂に行く手に見えるは、砂走り。 一気に駆け下って、高度と時間を稼ぎます。 だがしかし、こいつが思ったよりも長く辛い道のり。 御殿場口の大砂走りのように深い砂場が続くならいいけど、須走口の砂走りは幅も狭く、安心して走れるところは初めの直線部分だけ。 あとはクッションの効かない砂利場が多く、しかもいつ終わるか分からないロングディスタンス。 右ひざが急激に痛くなり、参りました(><) ひざの痛みに耐えつつ、どうにか登山道と合流し、樹林帯を下って 須走口に戻ってきました。 所要時間、述べ16時間38分 途中でご飯を食べて、温泉入って 睡魔と闘いながら蒼い弾丸号を走らせてどうにか無事に帰って来れました。 登頂記念に自分に乾杯♪ お疲れさまでした。 おしまい