脳みそグラングランの紅葉ドライブ
クリスタルライン(CRYSTAL LINE)
水晶の道
なんと素敵な響きでしょうか
クリスタルラインこの道は
山梨県の北西部を、東は山梨市牧丘町窪平(R140)から西は北杜市高根町清里(R141)まで、標高1,000m以上の森林地帯を抜ける北部山岳ルートです。総延長は68.1kmで、県道・林道・農道・市道等20路線からなっています。
(クリスタルラインガイドマップより)
素晴らしいことに全線舗装されています。
この道を初めて走ったのも去年の今頃
過去ページ
その時は十分な準備をしていなかったため途中で道を外れてしまいましたが、今回はマップpdfをハイブリに仕込んでの出陣。
いざ、行かん!
と意気込んでいたものの起きたのが6時前、出発が6時半過ぎと予定より1時間以上出遅れ。
なもんで相模湖インター手前10kmあたりから渋滞に遭遇。
こりゃいかん。と、裏道を駆使しても最後の相模湖沿いはおとなしく車列に加わりダラダラと
でもまあ、中央道に乗ってしまえばそれなりに流れているので、ほっと一安心。
オートクルーズでダラダラドライブにつきノンストップで長坂インターまで。
と、ここでデジカメのバッテリーアラートが!
ルートのことばかり気になって肝心のデジカメの電池の充電をしていませんでした。ピンチ。
なーんてな。
もう勝手知ったル我が清里。途中にローソンがあることは知っているので、そこで電池購入して一安心。
※なんだか長くなりそうな気がしてきました。心してくださいm(__)m
清里大橋を渡り、とりあえず例によって清里の森に。
食べ物屋が10時開店なことは知っていたので戦いの前に腹ごしらえと思っていたけど、案の定、店は開いてても客がいない。
このエリアにσ(`ε´) オレ様一人。
しかもこの店のマスターは話好き。
σ(`ε´) オレ様的には静かに精神統一してテンション上げていきたい気分であり他愛もない話に労力を割きたくなかったので、方針変更、コンビニでおにぎりをパクつく。
今回は、想定されるルートを勘案した結果、σ(`ε´) オレ様単独ミッションで、やや寂しい感もあったけどフレキシブルに思うがままに行動できるところが気楽でいい。
ということで、10時過ぎにカナリ遅めの朝食を軽く済ませて、清里から少し下って脇道に入ったところにクリスタルラインの入口発見。
10:45いよいよです。
紅葉も見ごろでしょうか
さあ、これから山間に向かっていく一本道を行って山の中に突入です。
(画像クリックで画像共有サイトにとびます。ブログ未掲載画像もありますので良かったら見てください)
良い感じの山間の道を行くと川の音が。。。
素晴らしい景色の中を窓全開でのんびりドライブ。
止まって写真を撮って戻ってくると巨大なアブに車を乗っ取られるアクシデントと闘ったり、地図とマップpdfを何度も確認しながらも比較的快適な林道ドライブを満喫。
クリスタルラインに入ってから1時間強の山道走行にして、
突如現れた岩の山、みずがき山。
って訳でもなく、実は途中からチロチロ見えてきてはいたけど、いよいよ眼前に現れてきました!
みずがき湖からのルートもあるのでこの辺は整備の行き届いた道路です。
みずがき山の絶景ポイントがある事前情報によって支線の林道みずがき線にそれて行くことに。
展望所は憩いのスポットとなっているのでしょう、道路も整備されていて車の通りも多かったです。
みずがき山自然公園に到着
いや、想像以上に混んでます。広い駐車場もほぼ満車。
そして、すばらしい景色に感激。芝生の広場が広がり犬連れの方も結構いました。
σ(`ε´) オレ様的本日の一枚
3010と悩んだけどこっちかな。
天気も良いし、赤や黄色のみごとな紅葉です。
試しに200mm最大ズームすると山頂がはっきり。
すげー。
(ちなみにσ(`ε´) オレ様の立ち位置からの18mm引き画像は3014です。)
一段さがったところから
感激のみずがき山自然公園もあんまりのんびりしてられないので、残りは次回以降に取っておいて今回はみずがき山の写真を撮っただけで再びクリスタルラインに戻ることに。
それにしても素晴らしい山間道路ですね
去年は時間も遅かったせいかすれ違うバイクや車は数えるほどでしたが、今日は多かったです。特にこのみずがき山と塩川ダムのみずがき湖を1周するルート上は他と比べても段違いに多かったです。
自動車も昼間でもライト・オンで走りましょう♪
12:30
増富温泉、みずがき湖方面と乙女高原、琴川ダム方面の分岐は、迷うことなく後者へ
その途端、自動車の交通量は激減しました。(バイクの方は多いです。)
車窓より。
木漏れ日の中を走る林道。素敵です。
日本有数の紅葉の名所昇仙峡、荒川ダムと乙女高原、琴川ダム方面の分岐(前回間違えたところ)も迷わず後者へ
この時点ですでに休み休みとは言え、2時間以上の山道ドライブ。
しかも舗装されているとは言え普通の市街地のようにきれいな舗装ではないところも多く自覚症状がなかったものの気が付かなかっただけで、頭と体にかなりダメージを受けていたと思われます。
まあ、そんなことには気が付いていないので、ややうんざりしかけていながも相変わらずガタガタクネクネ、のぼっては下っての山道をドライブ。
大分、山深いところを走っています。
送電線が山深い地であることを物語っています。
今、記事を書いてて、左下のちっこいダムに気が付きました!(w(゜o゜)w オオー!)
この辺は道幅も狭く停車できるスペースもほとんどないので淡々とドライブ。
といっても景色は絶景のオンパレードです。
13:35
乙女高原付近のすすきの一本道
この辺りになってくると、パッと止まってさっと撮ってすぐ出発と大分余裕がなくなってました。
13:55 清里側から突入して3時間強。ようやっと琴川ダムに到着です。
琴川ダムからの景色。ダム湖の乙女湖、柳平、右奥に剣が峰
ここは標高1500m、琴川ダムは多目的ダム日本最高所のダムです。
当然、これから山を下って行かなければならず、また下りきるまでがクリスタルラインです。
14:25 西の入口からスタートして約3時間半
ようやっとクリスタルラインを抜け出ました!
曲がりくねった山道を下っていきなり民家、ぶどう畑が広がり、眼下には牧丘から恵林寺、塩山方面が見渡せます。
ここからは曲がりくねらない直線的な一本道をガーっと下って一気に牧丘市街を抜け、恵林寺をかすめ塩山市街を抜け勝沼市へ
昼飯は、塩山の喜勝亭にするか勝沼の一味家にするかで迷ったけど、今回は一味家に
14:50着
よっこらせ。と靴を脱いで座敷にくつろいでみると、頭の中が上下に振動して、体は左右に揺れてる感じがします。
いやぁ相当来てますな。延々と3時間以上にわたる林道走行。クルマの耐久テスト装置に乗り込んだようなものです。
しばしお茶をすすりながらリラックスタイム。
この後は、もともとの当初予定だと富士吉田13時過ぎ着で昼食に吉田うどん、下って西伊豆土肥峠あたりで夕日を眺めるつもりだったけど、やはりダメそうです。
まあ、ガタガタゆらゆらな状態になるとは思ってもいなかったので、予定時間で通過していてもきっとやめていたでしょう。
サブプランAとして用意していた御坂峠旧道もパス。
ここは、峠を登り切ってトンネル抜けたところに足元に河口湖目の前に富士山の絶景ポイントですが、前にも来たことがあるので、もう峠道はお腹いっぱいです。
地図を眺めながら、小学生時代以来行ったことのない、紅葉台から夕映えの富士山と広がる樹海を眺めようと決定。
あわよくば、朝霧高原からも
な〜んて都合のよいプランを策定して、ほうとうを頂く。
かなりのんびりしまして、店を出たのが15時45分と約一時間ほど休憩して再びGO!
国道137号線(通称:御坂みち)
良い感じです。これならギリギリで紅葉台では良い景色が拝めるか。
と思ったけど、甘かった。
御坂トンネルを抜けて下るとそこには恒例の河口湖大橋からつながる渋滞が待っていました。
しかも、富士山、富士五湖を囲む山々が太陽の光をさえぎり、すっかりうす暗くなってしまいました。
富士山はかろうじて光があたっていましたが、この状況では望み薄です。
というか、正常に考えることが出来ていれば、ほうとう食ってる時点で夕日に間にあわないことは容易に想像できていたはず。
とかいうことを、その時に考えるほどヒマじゃないので、とりあえず紅葉台を目指すため西湖方面に渋滞を離脱。
こっち側は空いています。スイスイのテンポよくきれいな富士山を眺めつつ湖岸ドライブ。途中のパーキングでは夕映えの富士山を多くの方が眺めていました。
σ(`ε´) オレ様もそのうちのどこかで止まっていればよかったのですが、気持ち良く走れていたので、うまくすれば間にあうだろうと思ってひたすら河口湖湖岸を走っていました。
河口湖を過ぎ西湖にさしかかると状況は一変、一気にうす暗度アップ。
また思いの外、西湖周りの道路も距離が長く絶望的な状況に。
どうにか国道139号に復帰するもそこには河口湖方面への渋滞が待ち構えていました。
しかも、紅葉台の看板は発見したけど、曲がる道を発見できずに素通り。
もしかして紅葉台は車では行けないところだったのか?
ということで、続くプランの朝霧高原方面へハンドルを切る。
県道71号線
うっそうとした樹海の中を走る道路。
街灯もない暗い道路を疾走するσ(`ε´) オレ様。もう誰であろうともヘッドライト点けないでは走れない程の暗さになって来ました。
多分、スエヒロ牧場と思われるところ。
17:17 もうここしかないという富士山スポットに急きょピットイン。
ISO感度:500
露出時間:1.0秒
露光補正:+0.3EV
で、こんな感じに写りましたが、肉眼では富士山は頂上付近の雪は判別できたけど他は黒いシルエット。周りの景色も良く見えない状況で、ましてや車のルーフに反射してる富士山は全く見えてませんでした。少しでもブレない様に車に腕を当てて撮ったのが結果オーライな感じで、
撮った画像を見てビックリです。
アホなことにトランクに三脚積んでいたことを再び走りだしてしばらくしてから思い出しました。
あとはひたすらに南下。
県道71号、414号と下ります。
途中、国道139号(通称:富士宮道路)に行こうとしたけど、高架から見えた赤い光の川にUターン。414号で南下。
途中、富士宮焼きそばの老舗「さの食堂」を目にするも、やきそば気分じゃないのでスルー。
18:35富士川SAスマートインターチェンジ、ゲートイン。
ここは、いつの間にかスマートインターを入るとサービスエリアに行けなくなっているので要注意です。
下の道の駅「富士川楽座」の駐車場に止めましょう。
エリア内をウロウロしてみるも特に食いたいものも見当たらず、海老名SA先から大井松田まで30kmの渋滞が発生している情報を目にしたので富士川楽座4Fの休憩所で夜景を眺めつつしばし休憩。
そうは言っても食いたいものがないのにいつまでいても腹はいっぱいにならないので、とりあえず渋滞手前まで駒を進めることに。
走行車線、登坂車線を微妙にみなさんに追い抜かれていくσ(`ε´) オレ様スピードであれこれ思案しつつまったり走行。
大分腹も減ってきたので足柄SAに寄ろうかと思ったけど、混雑の表示にスルーして次の鮎沢PAに。
ここの食堂リニューアルしててとってもきれいになっていました。
パーキングエリアにしては、元がトラック向けなのか駐車場も広くて快適なパーキングエリアです。
ここでも何も食べるかグタグタしたり、食った後も様子見でしばらくお茶飲んだりして休んでいるうちに30kmあった渋滞が12kmに。
そんじゃまあということで、21時半過ぎ再び出発。
気が付いたら渋滞も解消されて快適に高速ドライブを堪能したので、ご機嫌で自宅近くのマックによって期間限定のディアブロを食って帰りました。
温泉道具も一式持っていったけど、そういうことを検討した時間帯は探す気力も目にした看板に道をそれる行為も面倒くさくなっていたので家に帰ってから入浴。
σ(`ε´) オレ様にしては珍しく夜風呂でした。
相当お疲れのようで湯船で爆睡ぶっこいてました。
いやー、久しぶりに走りまくりました。
山間部林道を3時間以上も走ったのは初めてです。
翌日(今日)は、体中が痛く、心地よい疲れに満たされて、気持ちは出かけたくても、どこにも出かけられませんでした。
おしまい